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大腸がんの特徴について

大腸がんの特徴は2種類に分けることができます。一つ目は腺がんと2つ目は表皮性のがんです。

大腸がんの特徴として、そのほとんどは腺がんのことを指します。腺がんは粘膜がある部分の腸腺というところにできるがんのことです。

最初は大腸にポリープと呼ばれる腫瘍ができて、それががんになるというケースになります。それが悪性の腫瘍であれば、大腸のさらに奥に発展していきます。しかしがん化するにはかなりの年数を有するといわれています。

ポリープの大きさが今後の大腸がんの進行具合にも影響を与えていきますので、最初のポリープも重要です。うまくポリープを発見できれば、まだがん化していない状態で、ポリープを切除することができれば、大腸がんに発生せずに未然に予防できる可能性が高まります。

表皮性の大腸がんのタイプの場合は、ポリープのように分かりにくいため、X線であっても、発見しにくいといわれています。ですから、発見されるまで数年かかることがよくあります。

ですが大腸がんの場合、今の医学ならばたとえ表皮性の、大腸の粘膜にできた分かりにくいがんであっても発見が可能になってきています。これもがんの検査技術の向上のおかげだといえます。