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大腸がんの発症率と生存率について

大腸がんの発症率は、年間9万人以上だといわれています。大腸などの消化器系では2番目に多いとされています。

大腸がんの部位別で見てみると、およそ半分以上は結腸がんであり、残りが直腸がんと言われています。最近は結腸がんになるケースが多いようです。

大腸がんの発症率を他のがんと比較してみると、がんのなかで最も多い数字に近いものとなっています。今後も大腸がんに関しては増加するかもしれません。

大腸がんの生存率で言うと、男性と女性で違いがあります。男性の方は死亡者数が全部のがんと比較すると4位であり、女性の場合は2位です。ですがこれはあくまで現在の数字ですから今後は変わっていくかもしれません。

ほぼ胃がんとならぶ時代が来るかもしれません。

大腸がんの発症率以外にも、生存率の割合を見ていくと、5年生存率は50%以上といわれています。がんの状態にもよりますが、まだがんが大腸の表面にとどまっているのであれば、5年生存率はほぼ90%になります。気になるのは結腸がんと直腸がんのどちらが悪いのかということですが、この2つはほとんど生存率においては変わらないようです。

最近は外科手術などの治療技術が進歩していますから、大腸がんにおいても60%以上は外科手術で大腸がんを切除すれば、治癒することが十分可能です。