水曜日

大腸がんの治療法について

大腸がんの治療は、各病状のステージによって治療方法も変わってきます。どの分類で行われるかということは、ディークス分類というものがあって、その分類に従って治療が行われていました。

世界的にもっとも多く使われているTMN分類というものがあって、この分類方法に基づいて、大腸がん治療を行っています。

大腸がんに用いられる治療法としては、他のがんと同様に内視鏡手術、開腹手術などの外科治療。

抗がん剤を用いた化学療法も行いますし、外科手術と組み合わせて行うこともあります。

また、大腸がんの場合でも放射線治療がおこなわれる場合もあります。放射線治療に関しては、大腸がんでいえば直腸がんの場合は他の組織への影響が強いことからあまり用いられることが少ないです。

また新しい大腸がんの治療としては、これも他のがん治療と同様に、遺伝子治療が行われつつありますが、まだ完全に治療効果を発揮できるような治療法は確立されていません。今後も治療法は発展していくと思いますが、現状においては治療法よりも早期発見がいかにできるかということが、治療効果を高め、治癒率や、再発率に大きな貢献を果たすと考えられます。

手術の治療は誰でもおこなわれるわけではありませんから、手術以外の治療法が近未来の大腸がんの治療法になると将来的には考えられます。