水曜日

大腸がんの原因その2

大腸がんは遺伝性のものが多いということですが、それだけでは決してありません。環境により影響も当然ながら大腸がんの原因になります。

生活環境により遺伝子が気付けられれば、それが大腸がんの原因になります。その中でも飲酒は大腸がんになりやすくする環境因子の一つです。

飲酒をする人と飲酒をしない人との、大腸がんの発症率の差は最大で12倍までの開きがあります。これはお酒の種類でも大きく違ってくるようです。たとえば日本酒なら4倍、焼酎なら6倍、ビールなら12倍といわれています。

この発症率の倍率をみると、かなり飲酒が大腸がんの発症率を引き上げていることが分かります。

もちろん飲酒だけではなく、喫煙も大腸がんの原因になる環境因子です。アルコールほどではないにしろ発症率が高まります。しかも途中で禁煙できたとしても、ある程度の年数吸っていれば、大腸がんになるリスクは下がることがありません。

食生活の問題も無視はできません。特に今までの日本食からもうすでに、完全に欧米化してしまった食生活では大腸がんになりやすい食生活になりつつあります。

特に油を多く使ったり、脂肪の多い食事を多く摂取していると大腸がんになるリスクを高めます。