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大腸がんのステージについて

大腸がんの各ステージを分類すると、5段階に分けられることができますん。がんが大腸の表面部分にある時を0ステージとして、がんが大腸の壁内にある時を1ステージとします。

第2ステージになると、がん細胞が大腸の壁内部分だけでなく、それを越えて広がっている状態です。ただまだ転移はしていない状態です。

第3ステージになると、大腸だけでなく他のリンパ節や他の機関に転移している状態です。

第4ステージは、より大腸よりも離れた機関に遠隔転移している状態です。

各ステージによって大腸がんの治療法も変わってきますし、がんの部分が結腸か、直腸がんかによっても治療法が変わってきます。

基本的に大腸がんの治療も、どのステージにあってもがんの部分を切除するという外科手術を行うことが多いです。

大腸がんの第2ステージあたりからは、放射線治療や抗がん剤治療も行います。第4ステージにはこれに加えて緩和療法なども行います。

また、がんが他の機関にも転移している場合はそこの部分も切除することも考えられます。

逆に第1ステージの範囲であれば、内視鏡を使った局所手術で対応ができますから、大がかりな外科手術をしなくても済みます。